2023年度(令和5年度)活動報告



2024年3月


2024年3月17日 

早いもので、今年度最後の活動日となりました。

今日も3会場、にぎやかに無事に行うことができました。

 

高田会場

子どもたちが、今日もたくさん参加してくれました。

最近は小学生低学年の子どもたちも、「計算をしたい」「漢字を書きたい」など、自分で、やりたいことを言ってくるようになりました。他の人のやっていることも見ながら、みんなでレベルアップしていますね!

英語と日本語の読み聞かせは、4月から中3と中1になる二人が担当しました。3,4年前には、人前で話すのも、自己紹介すら嫌がっていた小学生が、堂々と、自信をもって読んでいました。小さい子どもたちも、羨望のまなざしで見ていました。

 

(公財)山口国際交流協会から、見学に来てくださいました。

貴重な意見交換もさせていただきました。ありがとうございました。

・地域日本語教育総括コーディネーター 浅田岐依さま

・地域日本語教育推進事業担当 主任 田中沙織さま

 

大柿会場

インドネシア人、フィリピン人、ベトナム人という多国籍の参加がありました。

前半は個別に学習し(N3、N4、N5など)、後半はBINGOゲームを楽しみました。

大柿会場はまだ活動を始めて日が浅いのに、スタッフの皆さんが、いつも心のこもった対応をしてくれて、参加外国人も本当に喜んでくれています。

 

宮ノ原会場

中国人の参加者がありました。

初めて参加した日本人男性も、早速活動をしてくれました。継続して参加してもらいたいです~

中国人スタッフは、今日も大活躍です。流暢な日本語が話せるし、自分の経験を活かして中国人の参加者に丁寧に日本語を教えてくれます。

 

今年度の活動全会場20回ずつ、無事終了しました。

皆さま、本当にお疲れ様した。

 

【お知らせ】

コーディネーターとして、日本語クラブの立ち上げからずっと一緒に活動をしてきた「川崎さん」が、先日病気で亡くなりました。

日本語クラブの活動日以外にも、フィリピン人の子どもたちに、何年間もボランティアで日本語を教えるなど、精力的に活動されていました。

大切な仲間を突然失い、ショックも大きく、本当に寂しいです。日本語クラブの皆から、心から感謝申し上げるとともに、ご冥福をお祈りしております。

 



2024年3月3日 

 

高田会場

今日は、いつもの参加者が勢ぞろい?と言っていいほど、にぎやかな会場でした。

普段は、女の子(小学生、中学生)ばかりなのですが、今日は男の子(小学生)が4人もいて、男同士楽しそうに勉強(?)、交流している姿も見られました。

能美中学校の校長先生と、フィリピン人保護者、市役所職員が、気楽に話せる場所、としての機能も果たしました。にぎやかな会場だからこそ、リラックスして相談ができますね。

休憩の時間には、参加者の保護者からパンの差し入れもあり、おいしくいただきました。いつもお気遣いありがとうございます!

 

大柿会場

大柿市民センターでイベントがあったため、柿浦厚生文化センターで活動を行いました。

会場変更を伝える手段がFBしかなかったのですが、ベトナム人がFBを見て、自力で会場まで来てくれました。

ベトナムでは、女性の日が1年に2回あるそうですね。男の人は絶対に忘れてはならない大事な日だそうで、プレゼントや食事会などをするんだとか!

 

宮ノ原会場

フィリピン人中学生と中国人の参加がありました。

それぞれ活動内容は決まっているので、いつもの通り、集中して勉強できました。

見学者の方も来られて、客観的なアドバイスなどもいただきました。

 

次回は今年度最後の活動となります。どうぞ、どなたでもお気軽にご参加ください。

 



2024年2月


2024年2月18日

今日も3会場、にぎやきに無事行われました。

 

高田会場

いつも通り(久しぶりに参加した小学生もいました)、にぎやかな会場でした。

日本語クラブは月に2回程度の開催なので、その間に学校で発表したことや、友だちにほめられたことなど、スタッフや市職員の顔を見ると、

「聞いてください~」「見て、見て!」と待ち構えたように、嬉しそうに話してくれます。

そんな交流の中から、普段の学校生活の様子や、その子の学習の進度などを見ることができます。今日も、会場至るところでそんな光景が見られました。

中学3年生は、高校受験を間近に控えて、集中して勉強するために、となりの部屋に移動しました。

広島県の公立高校を受験する場合、外国人の受験生は、「帰国生徒及び外国人生徒等の特別入学に関する選抜」という枠があり、試験にも措置がありますが、在日6年を超える外国人は、日本人と同様に受験しなければなりません。

日本語クラブに通う長期滞在の子どもの多くは、日常会話は全く問題なくても、保護者が外国籍で、家庭の第一言語が外国語です。

そのため、日本の習慣、いわゆる一般常識などが理解できない(知らない)ことも多く、学校での勉強を家庭でサポートしてもらうことや、受験などの書類を保護者が記入する、といった(当然と思われがちな)対応は難しいのが現状です。

日本語クラブでは、高校受験を目指す中学生、小学生が多く参加しており、多方向からの、きめこまやかなサポートを心がけています。無事、志望校に合格するように祈るばかりです!

 

大柿会場も、宮ノ原会場も、にぎやかに活動できました。

*美能会場、鹿川会場は、日程を変更して今年度の活動は終了しています。

 



 

2024年2月4日

 

本日も、3会場無事に活動しました。

*鹿川会場、美能会場は今年度の活動は終了しました。

 

高田会場

今日は7人の見学者と2名の初参加(日本人)のおかげで、いつもに増してにぎやかな活動となりました。

いつものように、宿題をしたり、ドリルをしたり、お絵描きも上手にできました。

子ども同士は初めて会っても、すぐに仲良くなりますね。

フィリピン人の保護者と、申請書や提出物を一緒に書きました。日本の書類は、ちょっと(?)複雑ですね~。

見学者の皆さんも、それぞれ活動に参加してくださりました。子どもたちも、いつもより発表に気合が入りました!

 

遠方からのご見学、まことにありがとうございました。

高橋志野さま(愛媛大学)、新矢麻紀子さま(大阪産業大学)、棚田洋平さま(一般社団法人 部落解放・人権研究所)、向井留実子さま(一般社団法人えひめ日本語教育人材ネット)、築地伸美さま(愛媛大学非常勤 一般社団法人えひめ日本語教育人材ネット)、深田絵里さま、田代桜子さま(愛媛大学非常勤、愛媛県国際交流協会)

 

大柿会場

技能実習生のインドネシア人が4名、フィリピン人は久しぶりに参加してくれました。

技能実習生は、生活の言葉の練習や、折り紙、紙芝居などの活動を楽しみました。

 

宮ノ原会場

中国人のスタッフが大活躍です!彼の日本語は本当に流暢で、外国人参加者のあこがれです。

フィリピン人の子どもたちは、4月からの編入に向けて、学習にも熱が入りますね。

もうすぐ高校を受験するフィリピン人中学生も、頑張って勉強しています。無事に合格しますように!

 

今日も皆さん、ありがとうございました!!

 



2024年1月


2024年1月21日 今年最初の日本語クラブ。

 

*鹿川会場、美能会場は試験対策のために、予定していた回数を終了したので、今年度(2023年3月まで)の開催はありません。

 

大柿会場

ベトナム人とフィリピン人の参加がありました。

それぞれ、N4の勉強と名前、住所を書く練習をしました。

ベトナム人は、来月一時帰国するそうです。ベトナムでゆっくり休んで、また来てくださいね。待っています。

 

高田会場

地域の「とんど祭り」(@体育館)が、同じ会場で開催されていたので、参加させてもらいました。

太鼓の演奏を聴いて、ぜんざいもいただきました!ありがとうございました。書初めの展示は、日本語クラブに参加する子どもたちの名前も多く見られました。

高田会場は子どもの参加が多く、中学生が集中して勉強するには(少し)にぎやかです。そこで、本日は実験的に勉強集中部屋を使ってみました。

「集中して勉強できた」という声もある一方で、活動が分散するために、スタッフの目が行き届かないという課題も見えました。

よりよい活動のために、引き続き皆で話し合っていきたいです。

 

宮ノ原会場

中国人の初参加がありました。自分で日本語クラブを探してきたということで、ツールを尋ねると、「TIKTOK」で見つけたとのこと。

中国人への広報活動の一つのツールとして、今後は活用していきたいです。

フィリピンの中学生は、「かな」の復習をしました。皆さん、集中して頑張りました!

 

今年も(こんな感じですが)、どうぞ皆さま、よろしくお願いします!!

 



2023年12月


2023年12月17日

 

今年最後の日本語クラブでした。

 

鹿川会場

バングラディシュの料理を囲んで交流会を行いました。下ごしらえした材料を持って来て、一緒に作って、食べました。

調理の様子を見て感じたのは、とても手間がかかっていることと、香辛料の匂いが食欲を刺激することです。

料理の名前を現地の言葉で書いてもらった時、バングラディシュの言葉は難しい~と思うと同時に、日本語の文字を書くのは大変だろうな~と思いました。

外国人市民は、普段の生活ではマイノリティという立場ですが、自分たちの国の料理を作って、日本人と一緒に食べて交流して、母国の文化を誇れる大変貴重な機会となったようです。

 

*鹿川会場と美能会場は日本語能力試験対策のため、日程を変更したので、今年度(2023年3月まで)、日本語クラブの活動はありません。

 

大柿会場

このHPの問い合わせから連絡をもらっていた企業から、ベトナム人の参加者が3人ありました。

一人は来日5年目で、日本語でのコミュニケーションも取れます。そういえば。。。以前、高田会場に参加してくれましたね!とうことで、「お久しぶりです」からのスタートでした。

他の2人は来日間もなく、これからがんばりますとのこと。

活動の途中でベトナムで習った(聞いた)日本の歌ということで、「糸」(中島みゆき)を一緒に聞きながら、皆で歌いました。

「ベトナムで流行っているんですね~へえ~」など、スタッフも興味津々でした。

 

高田会場

今日も多くの子どもたち、そして保護者も参加しました。

子どもと一緒に日本語を学ぶ親御さんの姿も、見られます。会場がそろそろ狭くなってきた?様子ですね。

日本の文化習慣を習う機会として、年賀状作成もしました。

日頃から日本語クラブの活動でお世話になっている皆さまに、子どもたちが心をこめて作りました。

もし届いたら、何らかのリアクションをくださいね(笑)!

 

宮ノ原会場

中国人グループとフィリピン人家族のグループで、それぞれ活動を行いました。

どちらも、日本語クラブでもサポートをして、日本語が上達した人が、自分の学習経験を通して、日本人スタッフと一緒に日本語を教えてくれます。

こういう時に、日本語クラブの歴史を感じます。

 

2023年の日本語クラブは本日で終了です。

*高田子ども勉強会は12月23日に予定しています。

 

皆さま、良いお年を!!

Happy New Year!

 



●2023年12月3日は、「第4回国際ヒューマンフェスタ」が開催。日本語クラブからも「にほんごスピーチ」に参加。

 



2023年11月


2023年11月19日 

 

5会場無事に開催されました。

12月3日は日本語能力試験と、「国際ヒューマンフェスタ」では外国人スピーチが予定されており、その準備に向けて各会場で取り組みました。

 

美能会場

特定技能のインドネシア人が二人参加しました。それぞれ、日本語能力試験のN3とN4を受験予定です。

試験会場が分かったので、何時にどうやって行くかを確認しました。

江田島市から公共交通機関を利用する時は、乗り換えが多くあるので、路線図や時刻表を使ってシュミレーションをしました。

*日本語クラブとして、受験付き添いもしていますが、「自分で会場まで行きます」という人は、本人の意思を尊重して、行き方の確認をしています。

 

高田会場

最近の急な気温差に体調を崩す人も多くいるようですが、会場では、いつものように元気な子どもたちの姿が見られました。

12月3日に外国人スピーチをするフィリピン人(中学生)が、皆の前でスピーチの練習をしました。

日本に来てまだ半年も経っていないので、難しい言葉はローマ字で読み仮名を振って、一生懸命練習しています。

毎日感じるストレスや悩みは深刻ですが、一方で、明るい未来を切り開いていく決意が感じられます。

 

宮ノ原会場

中国人の参加者が、先輩中国人に親切にやさしく日本語を教えてもらいました。

また、こちらでもスピーチ発表に向けて練習をしました。

普段の態度からは見えませんが、来日間もない時期の気持ちがよく分かります。

まだ高校2年生ですが、卒業後の進路に対しても強い決意を感じます。

 

次回の日本語クラブでは、もう、日本語能力試験も、外国人スピーチ発表も終わっています。

皆さん、練習や勉強の成果が発揮できますように。

スタッフ一同心から応援しています!

 


2023年11月5日

本日も5会場、にぎやかに開催されました。

 

高田会場

子どもの参加が多い会場とうことで、他会場から子どもを連れてフィリピン人親子が参加しました。

同じくらいの年齢の男の子同士、楽しく活動ができました。小学生の高学年や中学生になると、宿題やスピーチ原稿作りなど、集中して行います。

本日も外国人は全員フィリピン人でした。これも高田会場の特徴の一つと言えますね。

 

宮ノ原会場

中国人が今日も多く参加しました。

先輩中国人に日本語や、覚え方のコツなどを教えてもらうのは、本当に貴重な時間です。

中国語で質問もできるので、安心して活動ができます。皆さんの笑顔が本当に素敵です。

フィリピン人高校生はスピーチ原稿を仕上げました。

 

大柿会場

ベトナム人が初参加。近くで入国後研修を受けています。

アメリカ人のALTは日常会話を練習したいと言っていました。

後半はスタッフによる紙芝居も行われました。本格的な紙芝居を準備してもらって、本当にありがとうございます。

参加者にとっては、貴重な経験となったことでしょう!

 

美能会場、鹿川会場

12月3日の日本語能力試験の受験対策をしました。

あと1か月で本番です。スタッフも準備を一生懸命しています!!

スピーチも12月3日の「にほんごスピーチ」で発表します。

 



2023年10月


2023年10月22日 

 

5会場通常開催。

 

高田会場

初参加の人がいました。フィリピン人の小学生2人は2週間前に来日したばかり。少し緊張していましたが、ひらがなを練習したり、学校の宿題(算数)を一緒にしたりしました。

子ども同士、すぐに仲良くなり笑顔も見られたので安心しました。

インドネシア人(特定技能)の4人は、日本語能力試験N4の勉強をする人、ひらがなを書く練習をする人、カタカナを書く練習をする人とそれぞれのレベルに合わせた活動をしました。

いつも参加しているフィリピン人中学生2人から、読み聞かせをしたいとの申し出がありました(私が全く失念してたので!)。

でも、絵本がありません、、、ということで、国語小2の「スイミー」を読むことになりました。翻訳機を使って日本語と英語で読み聞かせ。

少し長かったのですが、小さい子どもたちも皆集中して静かに聞いていました。中学生になったらあんなふうになりたいな、というロールモデルみたいです。

インドネシアの人たちも集中して聞いていました。

 

宮ノ原会場

前回に続き、中国人の参加が多くありました。3か月帰国していた人も戻り、中国人は6人でした。

日本語が学べる嬉しさ、そして休日に行ける所がある感謝を述べてくれました。こちらも日本語が流暢な中国人がロールモデルです。中国語でやさしく楽しく教えていました。

フィリピン人高校生はスピーチコンテストの原稿を作りました。

中学生は試験勉強があるので参加はできませんが、、、と、日本語能力試験のテキストを借りに来ました。二人とも目標をもって、自分のペースでしっかり学んでいる様子が見られて安心です。

 

美能会場、鹿川会場では、日本語能力試験対策を、大柿会場では会話を楽しんだようです。

どの会場も充実した活動ができました。感謝です!

 


2023年10月2日

 

今日も5会場とも無事に開催されました。

 

美能会場

日本語能力試験対策を中心に、活動を行っています。

同僚のインドネシア人を誘ってくれて、今日、初めて参加した人がいました。

まだ日本に来たばかりです。緊張していたけど、楽しかったようです。

 

宮ノ原会場

いつも参加する中国人の技能実習生が、知人の中国人に声をかけて、初めて参加してくれた3人組がいました。

自転車で(多分)30分以上かけて来ました。彼らの話によると、以前日本で技能実習生として活動。その後一旦帰国。この度、再来日(特定技能)したそうです。

休日は何もすることが無かったし、日本語の勉強は最初に来日したころに勉強したままだとか。

休日の息抜き&日本語の勉強ができる喜びを感じながら、楽しく和やかな時間を過ごしたようです。またいつでも来てくださいね!

 

大柿会場

ベトナム人、アメリカ人、フィリピン人という多国籍な参加者が、各自やりたい活動を行いました。

いつもは他会場に行っていた一人は、こちらの会場の方が自宅から近い、と新たな発見をしたようです。

 

高田会場、鹿川会場も無事開催されました。

参加者外国人が、自分の知り合いを日本語クラブに誘うというのは、その人にとって、日本語クラブが居場所として、他の人を呼びたい場所になっているからですかね~と、少し嬉しく感じました。

 



2023年9月


2023年9月17日

 

本日は市内各町でお祭りがありましたが、全会場無事開催されました。

 

高田会場では、江田島市ロータリークラブの主催(共催:江田島市国際交流協会)の「外国人市民のための防災教室」が行われました。

外国人33人(ベトナム3人、フィリピン20人、インドネシア9人、アメリカ1人)と日本人20人を超える参加者で、大変にぎやかでした。

 

・日本語教材の贈呈式では、外国人市民の皆さんも安全、安心に生活できるように、防災に役立てるために翻訳機やタブレット、プリンターなどを寄贈していただきました。ぜひ有効活用いたします!

 

・桂俊二防災指導員(江田島市危機管理監危機管理課)による防災教室は、日本で起こった災害などの映像を見ながら、多くのことを学びました。

特に、江田島市の災害の映像は、知っている場所もあり、自然の怖さを感じました。

 

ハザードマップで実際に自分の家の周りのどこが危険なのか、避難所はどこにあるのかを確認しました。

 

防災グッズは、グループ毎にどんなものを準備しておけばよいのか、実物を選びながら、楽しく考えることができました。

各自必要だと思うものは異なり、なぜそれが必要なのかも答えてもらいましたが、感心するものもあれば、「?」と思うものもあり、笑いが絶えない時間でした。

 

日本語があまり分からない人、初めて日本語クラブに参加した人、外国人市民との交流が少なかった人、職場以外で初めて日本人と話した人、など、いろいろな人がいましたが、今日の学び、交流を機に、一緒により良い江田島市にしていきたいですね。

 

江田島市ロータリークラブの皆さま、本当にありがとうございました。



2023年9月3日

 

美能会場、鹿川会場、大柿会場では、日本語能力試験の受験対策活動を行いました。

*試験日は12月3日(日)

 

N4~N2まで、各自のレベルを見ながら受験級を決めます。

日本語クラブの時間だけでは、もちろん十分ではないので、テキストを借りて、自宅でも勉強する人が多くいます。

日本人支援者の中には、最初は受験支援が難しいと思う人もいますが、テキストと解答があるので、参加者に寄り添う気持ちがあれば大丈夫です!

 

日本語クラブでは、学習支援だけでなく、試験の申込み、雇用主との連携、受験付き添い、結果の確認まできめ細かく支援しています。

江田島市から外国人(日本語初級レベル)が、一人で受験会場まで行くのは難しくて、受験を諦めている人がいたので、受験支援も始めました。

外国人の皆さんが、各自の夢や希望が少しでも叶うよう、応援しています!!

 

高田会場

同じ会場で地域の福祉活動「高田ふれあいカレーの日」を行っていたため、日本語クラブの活動後に皆で美味しくいただきました。

 

次回9月17日は、日本語クラブの活動で、江田島ロータリークラブが、外国人市民のための防災教室を行ってくださいます。

防災について学び&交流できるのを楽しみにしています!

 



2023年8月


2023年8月20日

 

高田会場

夏休も残すところ10日ばかりとなりました。子どもたちは、残っている宿題を頑張っています。

子ども新聞(自分でテーマを考える)の作成では、フィリピンのことを紹介することにしました。とは言え、日本で生まれた子どもたちはフィリピンのことがよく分かりません。

家で両親に聞いてみるとのこと。フィリピンのことを知る良い機会になりそうです。

 

美能会場

12月の日本語能力試験に向けて、対策が始まりました。

朝早くから模擬試験をしました。難しいのは、やはり漢字ですね。それと、読解です。

日本人には馴染みの読解(文を読んで問いに答える)の形式は、読んで理解する⇒問題を理解する⇒正解を選ぶと、とても難しいものです。簡単な文から少しずつ練習したいです。

平本美幸江田島市議会議員さんが、見学に来てくださいました。江田島市の外国人市民の状況を、実際に足を運んで見てもらい、意見交換もさせてもらいました。ありがとうございました!

 

大柿会場

前半は全員で一緒に活動、後半は各自で活動というスタイルの会場です。

参加者が皆さんフィリピン人で、日本語を学び始めたばかりの人もいて、英語、タガログ語を交えて、普段使う道具などを絵カードで覚えました。ゲーム形式にして、楽しく活動できました。

 

鹿川会場、宮ノ原会場も参加者があり、楽しく活動できました。

 

広島市から広島平和文化センター国際市民交流課日本語教育コーディネーターが、見学に来てくださいました。

4会場回りましたが、「市主催で、運営が持続的」であることや、「関わっている人が多様」であること、またコーディネーターの「バッググラウンドが多様」であることなど、客観的な視点からの意見、感想をいただきました。

コーディネーターという、同じ立場からの大変貴重なご意見で、今後の活動に役立てたいと思います。

 

本日ご参加の皆さん、見学者の皆さま、本当にありがとうございました。

 



2023年7月


2023年7月30日

 

暑い日が続きますね。

宮ノ原会場は、常連の参加者が一時帰国のため、日本人支援者で情報交換と、外国人の子どもたちについて学ぶ時間になりました。

鹿川会場は、隣の会場で「七宝焼き」の体験ができる、ということでしたが、外国人の参加者がいなくて残念でした。

 

美能会場

インドネシア人(特定技能)が2人参加しました。

職種が異なる二人ですが、江田島市で同じ国の人に初めて会ったということで、インドネシア語で楽しそうに話していました。

二人ともJLPT(日本語能力試験)の受験を目標としていて、本当に真面目で、頑張り屋さんです。

そして、雇用先の皆さん(日本人)に大切にされているのも、共通するところです。

二人希望は、まずは日本語力を上げたいということです。一緒に頑張りましょうね、応援しています!!

 

大柿会場

初参加のフィリピン人も含め、4名の参加者でした。

フィリピン人で日本に住んで長い人の多くは、「かなを書きたい」というはっきりとした希望があります。

家族が日本人という場合も、なかなか家庭内では教えてもらえる機会が無く、何となく分からないまま過ごしていたようです。

日本語クラブで「かな」を練習できるのは、貴重な機会です。

 

高田会場

みな、夏休みの宿題を持ってきています。両親、保護者がフィリピン人の場合は、どんな宿題があって、毎日何をすればいいのか、、、とうことを、まずは日本人スタッフと一緒に確認するところから始めます。

親が自分の日本語力が低いために、子どもがどんな勉強をしているのかが分からないというのは、大変ストレスを感じる様子です。

日本語クラブでは、そんな親御さんのストレスを解消するお手伝いもしています!

今日は誕生日の子がいたので、日本語クラブの後に皆で海水浴に行ったようです。

日記に書くことがたくさんある一日でしたね!

 



2023年7月16日

 

梅雨も明けが近く、暑い一日でした。

 

鹿川会場

浴衣を着て、わらび餅を食べるという交流会をしました。

日本人でも浴衣や着物の着付けをしてもらうと、テンションが上がりますよね!

参加者の外国人の皆さんにとっては、本当に貴重な体験ですね。皆さんの浴衣姿が印象的でした。

また、わらび餅もみんなで作って食べました。きな粉もあんこも初めて!という人もいて、おいしそうに食べていました。

男性用の浴衣は特に集めるのも大変ですね。スタッフ、職員の皆さま準備から片付けまでお疲れ様です。

交流イベントは、特に陰の支援が大変です!

 

高田会場

いつも通り(いつも以上に)、にぎやかでした。

フィリピン人は一般的に英語が使いこなせるというイメージがありますが、日本で生まれたり、小さいころから日本で生活しているフィリピン人は、英語教育も、日本人と同様に学校で受けることになります。

しかも、英検を受けようと思うと、設問の日本語も理解しなければならず、日本語+英語というダブルの学力が必要となります。

日本語クラブでは子どもの参加者が増加していますが、日本語力だけでなく、英語力についても、支援を視野に入れる必要性を感じています。

*保護者の日本語力が高くないという状況を鑑み、子どもを対象とした「高田勉強会」を開催しています。

 

美能会場、大柿会場、宮ノ原会場も通常通り開催されました。

 



2023年6月


2023年6月18日

 

本日も5会場、予定通り、無事に開催されました。

 

美能会場

特定技能のインドネシア人がN4受験にむけて、ラストスパート。集中して模擬試験に取り組みました。

最近、奥さんも来日しました。奥さんも前回から一緒に日本語クラブに参加しています。

インドネシアの料理などについて、日本語で話してもらいました。

 

鹿川会場の参加者(バングラデシュ人)も、日本語能力試験受験予定です。試験当日に注意することなど、皆で確認しました。

 

高田会場

今日もにぎやかに、各自勉強をしました。保護者も気軽に顔を出せるので、質問を受けたり、悩みを聞いたりすることができます。

フィリピン人の定住者は仕事を探す時も、家を買うのも日本人と同じように、特に制限がありません。

日本語クラブに参加するフィリピン人も、持ち家を買う人が少しずつ増えてきているようです。

最近は、子どもの勉強面だけでなく、家族の生活についての話も聞くようになりました。

同じ「市民」として、助け合っていきたいですね。

 

宮ノ原会場、大柿会場も参加者があり、楽しく活動できました。

 



2023年6月5日

 

宮ノ原会場では「第2回縁づくりフェスタ2023」が開催され、日本語クラブも共催しました。

天気が心配されましたが、晴天の中、「フリーマーケット」のお手伝いと、「多文化人権セミナー」で日本語クラブの紹介をしました。

「食文化交流会」では、日本語クラブ常連参加外国人が、それぞれの国の料理を出店して、地域の皆さんと楽しそうに交流していました。

 

鹿川会場

N4対策の勉強を希望して、バングラディシュ人とベトナム人の参加がありました。

日本語能力試験受験の希望者は本当に増えてきました。

少しでも皆さんの希望に添えるよう、頑張りたいです!

 

大柿会場

2回目の開催となりました。

宮ノ原会場の「縁づくりフェスタ」に参加して、そのまま大柿会場にも参加してくれたフィリピン人と、かなの練習をしました。

せっかくなら、、、と、ご主人に感謝のお手紙を書いてみました。

さらに、せっかくなら、、、と、おりがみでハートも作りました。

日本に住んで10年以上、初めての日本語で書いた手紙です。ご主人喜んでくれたかな~

 

高田会場も通常通り開催されました。

 

 



2023年5月


2023年5月14日

 

大柿会場のスタート!

本日から、江田島市内で5か所目となる大柿会場の活動が始まりました。

スタッフ一同、準備をバタバタしながら、無事に開催されうよう、緊張していましたが、多くの参加者があり、にぎやかで楽しい時間を過ごせました。

子どもや、技能実習生や、成人定住者など、国籍もフィリピン、インドネシア、バングラデシュと、多様な参加者が字を書いたり、会話をしたり、宿題をしたり、絵を描いたりしました。

企業の皆さまのご協力にも感謝いたします。

 

高田会場

いつものように、子どもたちを中心に、にぎやかな活動ができました。

活動後に子どもたちは振り返りの時間がありますが、時々自分のことを客観的に見る時間は、子どもだけに限らず大人も大切ですね。

子どもだけでなく、保護者の参加も増えて、外国人市民の日本語力が向上することが大切ですね。

 

鹿川会場

久しぶりに、ベトナム人とバングラデシュ人の参加がありました。

皆さん仕事をしていますが、日曜日に日本人と触れ合う場として日本語クラブを選んでくれることはとても嬉しいです。また来てくださいね。

 

宮ノ原会場、美能会場も普段通り開催されました。

 

今日はら5会場となった日本語クラブです。

どなたでもいつでも大歓迎、お待ちしています!



2023年4月


 

2023年4月30日

 

今日も無事に4会場の活動をすることができました。

 

美能会場(@沖美ふれあいセンター)

この会場は「日本語能力試験(JLPT)」対策をメインに行っています。

7月2日のN4受験に向けて、熱心に取り組んでいます。

今日は模擬試験をしました。弱点強化のために、頑張ります!

 

鹿川会場

外国人の参加者がなかなか増えないのが悩みです。そこで、今回は企画イベントを具体的に決めることにしました。

7月に「浴衣の着付け体験」をする予定です。チラシを作成して、配付しようと話し合いました。でも、この会場はいつでも参加者をお迎えする準備は万端です!

 

高田会場

今日もにぎやかな活動となりました。4月になり、進学、進級それぞれの新しい環境にも少しずつ慣れてきた感じですね。支援者、参加者という区別が無くなる、そんな光景も見られました。

 

宮ノ原会場

今日も多国籍な参加者が集まりました。アメリカ、フィリピン、中国、ベトナム。

今、ニュースでよく見られる「技能実習生」。この会場の参加者には、職場で大変重宝がられて、在留資格の変更を予定している人もいます。

職場にいなくてはならない存在として、これからも長期的に江田島市に住む予定です。

参加するたびに少しずつ日本語も上達しています。

 

5月14日からは「大柿会場」が始まります。

全5会場、無事に開催されるようにスタッフ一同で準備しています。